ベテランの人たちやプロの人たちは言うんです。
「高価なレンズや高価な機材にはそれなりの理由がある」
「なんでもいいと言うのは使ったことがないからだ」
「表現の幅が全然違うんだよ」
「ズームレンズよりも単焦点レンズだ」
うん。何も間違っていない。ごもっともな意見です。
だがしかし
写真趣味を始めようとする人へすすめる機材ではないと思うのです。
機材で表現の幅は変わるけれども。。。
たとえ話をしましょう。
初めて運転免許を取った人に
「レクサスはいいぞ。BMWだって最高だ。メルセデスなんてF1で大活躍中だよ」
「高級車に乗るべきだ!!車の質が全く違う」
初めて自転車に乗れた子供に
「このロードバイクはプロも使う素材で出来てるんだ」
「とても軽いし、レースでも上位を狙えるほどなんだよ」
なんて言う人います?
せいぜい車なら
「安い中古車で1年くらい練習したら?おじいちゃんの軽トラもあるのよ?」
「うちにある車でとりあえず練習したら?どうせぶつけるんだから。。」
てなもんでしょう。
もう言わなくてもわかるでしょ?
- 中古機材も今や豊富にある
- スマホもってるでしょ?
- 家にコンデジあるならそれでいいじゃん。
使いこなしてこその高級機材
この写真はこう撮りたいから、こう設定する。
という、明確な意思が無いとするならですよ
高級機材だろうと、入門機だろうと、スマホだろうと
そんなに、写真というもの事態に変わりはないんです。
なんなら、無駄にボケたりする分使いにくい・・・なんて弊害も。
だから、まずは写真を撮る事に楽しみを見つけて
ステップアップ的に機材を揃えて行くのでいいと思うんです。
ハッキリ言っておきますが、機材は高級品になるほど
- デカい
- 重い
- 気を使う←これは関係ないか?
いきなり、カメラ、レンズセットで1.5㎏とか
持ち運びすら容易でないですからね。
写真を撮る事自体が好きでないとただの苦行になりますよ。
そして、何十万円もする機材が押し入れの中…
そんな人を何人も見てきました。悲しい事です
いい写真と機材は関係ない
たまに変なことを言う人がいるんです。
「良い機材なら良い写真が撮れる」
!?
これだけは断言します。
関係ない
いい機材なら表現の幅が広がる
が正解です。
だって、いい機材でいい写真とれるなら
500万円くらい使って、プロになりますよ。
それで食ってけるなら安い投資じゃないですか?
もちろん、表現の幅が広がるということは
- マクロの世界
- 超広角のダイナミックな写真
- カワセミなんかが飛び込む写真
- 綺麗な夜空の写真
- 銀河や星雲の写真←これはさらに別かな…
- ボケを利用したふんわりした表現
と、素晴らしい写真の世界が広がるわけです。
でもね、忘れないで。そんな素敵な写真を撮るためにだけに
何時間もファインダー越しにシャッターチャンスを待ち続ける人の事を。
何時間もかけて写真を撮る為にいいスポットに行く人の事を。
何回も何十回も、同じ場所に行く人の事を。
好きじゃないと絶対不可能な苦行の連続であることを。
まとめ
結局のところ、機材も重要ではあるけれど
好きにならなくては、その機材にも意味がいないんです。
だから、機材に悩む前に撮る事を始めましょう?
そして、まず好きになりましょう!
僕がやたらスマホを推すのは、スマホのカメラの性能がかなりいいからです。
もちろん限界はありますが、スマホで撮られた素敵な写真も沢山あります。
すごい素敵な写真を狙って撮る人は、機材も凄いですが、努力も半端ないんです。
好きじゃないと、そこまでの努力は不可能です。
千里の道も一歩からですよ!!
素晴らしい写真達の裏側
失敗しないためのポイント3選という話も書いてます♪
以上!!
只今3歩目くらいのタカでした(*^^)v
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