レンズキットは、カメラとレンズがセットになって売っている状態の事を言います。
ハッキリ言って、お買い得。セットなのでレンズも割安。
そして、セットで付いてくるズームレンズの事を主にキットレンズと言います。
あなたも見たことあるかもしれませんが
- キットレンズは使えない
- キットレンズでは写真が上手くならない
と言われることがあります。
今回は
そんなの迷信!惑わされるな!キットレンズは悪くない!
と思っているタカが
レンズキットをお勧めする理由をつらつらと。
そして、最後には僕がキットレンズで撮った写真も載せます!
レンズキットがお買い得な理由
先にも書いたようにレンズキットはお得なんです!
セット販売は基本、通常よりも値段が下がるのが常。
だから、レンズも割安になりますし
「どのレンズを買ったらいいかわからない」
なんて事にもなりません。
EOS kiss Mで値段の比較をしてみます
エントリーモデルで小さくて扱いやすいEOS kiss Mで
- 本体単体の値段
- レンズ単体の値段
- ダブルズームレンズキットの値段
を比較していきたいと思います
まずは、本体単体のお値段から※2020年7月現在
Amazonで調べたところ 68,120円となってます
続いて、ダブルズームレンズキットで付いてくるレンズ単体のお値段
Amazonで調べたところ
EF-M15-45mm F3.5-6.3IS STMは17,999円
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMは24,889円
合計のお値段が111,008円
続いて、ダブルズームレンズキットの場合ですが
これもAmazon価格参照で84,780円
その差、なんと!!
26,228円!!
どのくらいのお買い得なのかというと
ダブルレンズキットという
ズームレンズのEF-M15-45mmと
単焦点レンズのEF-M22mm F2 STMセットも存在するのですが
その単焦点レンズ単体のお値段が22,900円!!
つまり、ばらばらに買うよりもダブルズームレンズキットを買えば
差額で単焦点レンズが買えてしまうほどお得です!
お勧めのレンズキットはダブルズームレンズキット
なぜ、ダブルズームレンズキットをお勧めするのかというと
広角から望遠までカバーできるからです。
高倍率ズームのレンズキットもあるのですが
レンズの倍率が18-150となっています。
ダブルズームレンズキットよりも撮れる画角が狭くなるというデメリットが一つと
せっかくレンズ交換式のカメラを買うのに
「レンズを交換したくない」とか言われたら
なんでレンズ交換式一眼カメラを選ぶん?
っとなるからですw
キットレンズのメリット、デメリット
キットレンズを使う上で最大のデメリットと言えば
暗い所に弱い
というのがあげられます。
これは、レンズのガラスの部分に起因するもので
高級なズームレンズと比べると最小F値が大きいためです。
F値の説明をざっくりとするなら
本当はもっと細かく違うのですが
話がずれるので「こんなもんか」くらいに思ってください。
暗い所に弱いけど、撮れないわけじゃない
そもそも、夜の撮影であれば、最小F値が小さかろうと大きかろうと
どちらにせよ三脚は必須になります。
それに、全く撮れないわけではありません。
夕方や天気の悪い日や日陰などの場合
最小F値の小さいレンズに比べてios感度が高くなってしまいますが
基本的に問題なく撮れます。
ios感度を高く設定するとどうなるか?という話ですが
ここもざっくりと説明すると
画像が荒くなるのです。
これに関しては、シャッタースピードで解決出来ますし
最悪、三脚などを使用することで解消できます。
それに、ここで紹介しているキットレンズは
手振れ補正付きのレンズです。
なので、結構シャッタースピードも落とせるし
大きな問題にはなりにくいと思います。
「小さい、軽い」は、最大のメリット!
なぜ「小さくて軽い」が最大のメリットなのかと言いますと
- 持ち運びの荷物が小さくまとる
- 移動時に重たいより軽い方が楽
- 移動時に邪魔になりにくい
- ストラップで首からぶら下げておける
要するに、移動時利便性はいいし
撮りたい時にサッとカメラを構えられるからです。
大きいくて重たいレンズ自体はとても性能が良く
画質面やボケ感などのメリットはあるものの
取り回しの不自由度や持ち運びの荷物量などを考えると
気軽にどこでも持っていけるレンズとは言い難いです。
その点、小さくて軽いレンズであれば
首からぶら下げて歩くことも出来るし
「今撮りたい」と思った瞬間にカメラを構えることが出来ます。
どれだけ高級で高性能なレンズを持っていようと
写真を撮らなければ、そのレンズに何の意味がありますか?
それはただの重りにしかならないのです。
高性能レンズは1本1㎏以上あるレンズは当たり前。
値段だって10万円以上するのが普通です。
そんなレンズを3本も持って移動しようものなら
カメラ本体+カメラバック+レンズで最低4~5㎏以上
バックの中身は30万円以上の機材が詰め込まれてる事を想像してください
持ち運ぶだけで気合がいります
まして、初めてのカメラです。
小さく軽く、持ち運びしやすく、値段もそれほど高くない
気を使わずに使えるレンズというのは
とても重宝します。
「単焦点レンズでじゃなければ上達しない」なんて嘘
上級者やプロの方で「単焦点レンズを使わなければ、上達しない」
みたいに言う方がいます。
あれは普通に嘘です。
単焦点レンズであれば、画角が固定されるため
自分が動くしかないのでフレーミングの練習になるのは確かです。
しかし、単焦点レンズを使う事で上達するならば…
スマホ写真撮れ!!
で完結です。
「なぜ、スマホ?馬鹿言うんじゃないよ」と思いました?
でもね、スマホって立派な単焦点レンズのカメラですよ?
ズームはデジタルズームですから
先にトリミングするか、後でトリミングするかの差です。
※トリミングとは写真の一部を切り出す加工の事
という事は、スマホで写真撮れば上達するって事になります。
こういう風に解釈していくと
単焦点レンズを使うから写真が上手くなるわけではない
という事が見えてくると思います。
上達するか・上達しないかにレンズは関係ない。
僕はスマホで写真を撮ればいいと他の記事で書いてますが
本来、単焦点レンズで体感する不自由な事を簡易的にでも体験して
どの様にフレームの中に収めるかを考えるための練習
っという意味合いもあります。記事内ではそこまで掘り下げてはいませんが…
例えばこの記事とか→写真を撮るのに本当に必要な物
上達のコツは考える事。
単焦点レンズはズームレンズのように画角を変えられないので
自分が動いたり、撮り方を工夫する事が多くなります。
だから、単焦点レンズは写真が上手くなるっと言われるのです。
これと同じで、スマホでも不自由が多いわけですから
考えて撮るという意味ではとても練習になります。
考えながら撮るっという習慣を付ければ
後は、数をこなして慣れていくだけでかなり上達していくと思います
気軽に持ち運べて、楽しく撮影出来れば
極端な話、レンズなんてこだわりたくなってからでいいです。
EOS kiss Mとキットレンズで撮った写真
では、実際にどの程度キットレンズが使えるのか?実は全く使えないのか?
幾ら言葉で語ったところで、百聞は一見に如かず!
色々撮って来たので一度見てください。
※合成等の加工は行っていませんが、RAW現像はおこなっております。
※画像の上で右クリックして「新しいタブで画像を開く」を選択すると大きく見れます
どうでしょうか?
僕は写真好きな素人のおっさんです。
メーカーHPのように、プロの方が撮ったものには全然遠いですが
それでも、そこそこ撮れてると思いませんか?自画自賛中w
これを見て
やはりキットレンズは使い物にならない!
と思ったなら、単焦点レンズや高級ズームレンズを買えばいいし
意外とちゃんと撮れるやん!!
っと思ってくださったなら
まずはレンズキットでカメラを買ってみてはいかがでしょうか?
色々試してみたいという方は
レンタル機材を使ってみよう。
って記事も書いてるので読んでみてください!
以上!!
結構自分の写真を例に出すの怖い…と震えて眠れないタカでした(/ω\)
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